やっとスピーカーが取り付けられます。
スピーカーにコードをはんだ付けするのは、取り外したりするとき面倒なので、僕はこの接続端子というものを使っています。クリックで拡大できます、これは安いです、金メッキのオーディオ用はすごく高くて簡単にはまらないので使いづらいです。
これに赤い線と黒い線をはんだ付けします。その前に接続端子の赤いビニール(?)の部分が少し邪魔なのでニッパーで切って使っています。
こんな感じなりました。
それでは前面にはめ込む布を張るためのフレームを作りましょう。1㎝角(写真は9㎜角だったと思います)程度の角材を買ってきます。これを切ってフレームになるようにします。布を張るのでそのマージン分をやや小さく作る必要がありますが、ゆるゆるになるよりはきちきちのほうが良いと思います。その辺はご自身の裁量でお願いします。
そのままではスピーカーの端にあたることが判明、少し丸やすりで削りました。
紙で養生して、ボンドでくっつけます。もちろんフレームだけですよ。スピーカーボックス側にボンドが垂れないように必ず紙で養生してください。これもボンドが固まるまでフレームの形をきれいにまとめてください、うまくやらないとフレームが微妙にひし形になることがあります。この微妙な斜めは人間の目にはすぐわかります、最後まで手抜きは禁物です。
写真では見えませんが、フレーム両側にも紙が挟まっています、その分が布のマージンになります。
黒いラメ入りの少し伸びる布を買ってきてましたので、これを使って布枠を作ります。かみさんと布生地屋さんを下通り(熊本の繁華街)ではしごして見つけました、これはスピーカーにぴったりでした。
タッカーでバンバン止めていきます。
出来上がりです。クリックで拡大できます。そこそこまともになったでしょ。ちょっとほっとしますね。
肝心の音はというと、作ったすぐはやはり固いですが、数日で心に響く音になります。特にジャズボーカルは泣けますね。ほんとに。
ただ小さく作ったせいか、もしくはスピーカーの本来の性質か、低効率です、ひ弱なアンプでは十分な音が出ません、小さなスピーカーですが高出力のアンプをつないで下さい。できれば3W以上。数百ミリワットではちょっと物足りないかも。